8月は絶好の売出時期!
賢く不動産の売却準備を

暑い日が続き、もうすぐ8月がやってきますね。8月といえば、不動産の売出し時期として絶好のタイミング!なぜならば、不動産市場は毎年9月が非常に活発になる繁忙期にあたるからです。

以下に、実際のデータをもとに作成したグラフを掲載いたします。このグラフをご覧いただくことで、9月に入るとどれだけ多くの人々が不動産市場に参入するか、その動きを具体的に理解することができるでしょう。

月別/不動産問合せ件数一覧

▲2023年月別物件問合せ件数

このグラフは、2023年の各月における不動産問合せ件数を示しています。特に9月が繁忙期であることが顕著に現れており、その理由を詳しく説明します。

1月から3月

1月の問合せ件数は約360件で、年間平均の352件を上回っています。新年を迎え、引越しや新しい住居を探す需要が高まる時期です。2月は約320件に減少していますが、3月には再び350件近くまで回復します。年度末に向けての転勤や新生活の準備が影響しています。

4月から6月

4月と5月の問合せ件数はそれぞれ約240件と260件で、年間平均を下回ります。この時期は新年度が始まり、引越し需要が一段落するため、件数が減少します。しかし、6月には約360件と再び増加しています。夏の引越しシーズンが近づくことが影響していると考えられます。

7月から9月

7月と8月の問合せ件数はそれぞれ約340件と360件で、年間平均を上回っています。特筆すべきは9月で、この月の問合せ件数は約520件と大幅に増加しています。9月が不動産市場の繁忙期であることを示す重要なデータです。

10月から12月

10月の問合せ件数は約350件で、年間平均を上回っています。9月の繁忙期の影響が続いていることがわかります。11月と12月の問合せ件数はそれぞれ約320件と330件で、年間平均をやや下回っていますが、年末の引越し需要や新年の準備のため、依然として高い水準を維持しています。

 

このグラフは、2023年の不動産取引データ(※弊社調べ)をもとに作成されています。9月に取引件数が急増していることが一目でわかりますね。

では、一体どうして毎年9月が不動産の繁忙期となるのでしょうか。理由は、大きく以下の4つが挙げられます。

9月が不動産の繁忙期となる主な理由

  1. 新学期の開始と転勤シーズン: 9月は学校の新学期が始まり、子供たちの通学に合わせて新しい住居を探す家庭が増えます。また、企業の異動や転勤もこの時期に集中するため、転居の需要が高まります。

  2. 気候の影響: 夏の暑さが和らぎ、涼しくなる9月は引越し作業がしやすくなります。これにより、購入者も売却者も積極的に動くことが多くなります。

  3. 年末に向けた準備: 年末年始にかけて新しい住居での生活を始めたいと考える人々が、9月から本格的に動き出します。特に、12月や1月に入居を希望する場合、9月から物件を探し始めることが一般的です。

  4. 住宅ローンの条件: 銀行や金融機関が年末に向けてキャンペーンを行うことが多く、9月から年末にかけて住宅ローンの条件が有利になるケースもあります。これにより、購入意欲が高まります。

まとめ

このように9月は、さまざまな要因によって多くの人々が不動産の売買に動き出す季節です。これらの理由により、9月は毎年のように不動産の取引件数が多くなるのです。現在の市場動向を考慮すると、9月に入る前にあたる8月中の今が絶好の不動産の売出し時期と言えるでしょう。早めにご売却の準備を始めることが最も効果的です。事前に準備を進めることで、より高い価格での売却が期待でき、スムーズな取引が可能となります。

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