登山や湖沼のレジャーも豊富!四季を通して楽しめる「裏磐梯」 福島県の磐梯山は、会津のシンボルと言うより福島県を代表する山です。1888年(明治21年)の水蒸気による大爆発で二つに裂けた磐梯山は、山麓の彩り豊かな湖沼群と合わせて素晴らしい景観が魅力の山。磐梯山の麓は南が表磐梯、北が裏磐梯と呼ばれています。表磐梯から見る山体は整った形をしているように見えますが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿が見られます。数十の湖沼群からなる「五色沼」も噴火による山体崩壊により川がせき止められ、時間をかけて出来上がりました。 高原リゾート地、裏磐梯の魅力をご紹介 裏磐梯は、日本百名山である磐梯山、桧原湖、五色沼など神秘的な湖沼群や清流など、自然が創りだした景勝地が沢山揃っています。エリア最大の湖、桧原湖も川がせき止められてできたもの。噴火後約2年の歳月をかけて、今の大きな湖になりました。「五色沼(ごしきぬま)」は、5つの沼という意味ではなく、様々な色彩を見られることから名前がつきました。色が異なる要因は、天候や季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質などによると言われています。四季や天候、時間帯などによっても、少しずつちがった色にみえるので、何度訪れても楽しめる場所です。 赤いハートマークのある鯉に会えたらラッキー「毘沙門沼」 「五色沼湖沼群」で最も大きな「毘沙門沼」では手漕ぎボート(冬季休業)を楽しむことができます。お腹の部分に赤くハートマークがある白色の鯉を見つけられたらラッキー!赤いハートマークの鯉は「幸せを招く鯉」と言われています。裏磐梯には国内有数のダリコレクションが揃っている美術館があります。それが「諸橋近代美術館」。サルバドール・ダリといえば、個性的な口ひげと「記憶の固執」という柔らかい時計の絵が有名です。「諸橋近代美術館」はダリの絵画、彫刻、版画作品などダリ関連作品約400点以上を所蔵していて、常時、数十点以上のダリ作品を堪能することができます。ダリのコレクションにおいては、ダリ美術館(アメリカ・フロリダ)、ダリ劇場美術館(スペイン・フィゲラス)、ソフィア王妃芸術センター(スペイン・マドリード)につづく規模であり、アジアで随一のダリ所蔵美術館です。美術館は磐梯朝日国立公園に位置しているため芸術と自然をたっぷり堪能できる場所です。 裏磐梯は登山・トレッキングや湖沼でのマリンスポーツ、釣りやスキーなどのレジャーも充実しているので、年齢や性別問わず季節に合わせた楽しみ方が見つかる場所です。ぜひ足を運んでみてください。▶裏磐梯観光協会住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-1055電話番号:0241-32-2349受付時間:9:00~17:00https://www.urabandai-inf.com/▶諸橋近代美術館住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23電話番号:0241-37-1088開館期間:4月下旬~11月上旬観覧料:一般 1,300円 大学生・高校生 500円中学生以下 無料営業時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)駐車場:有https://dali.jp/ ▼アクセスマップ このエリアのイエステーション店舗情報