今回は、笠間市にある「道の駅かさま」をご紹介します。車で外出したとき、各地の道の駅を訪ねるのが一つの楽しみになっている方は多いことでしょう。道の駅かさまは、2021年9月、国道355号線沿いの田園地帯にオープンしました。北関東自動車道の友部ICから約2km、高速を下りると、芸術や焼き物で知られる笠間市へアクセスする途中にあります。

出来たての楽栗Lakuri filo(フィーロ)

笠間市で採れた新鮮な野菜も魅力的なのですが、道の駅かさまに来たら、ぜひとも出来たての楽栗Lakuri filo(フィーロ)を味わってみてください。いわゆるモンブランケーキですが、使用している栗は、笠間市農業公社の自社農園産です。甘さを控えめにして栗本来の味わいを高めた風味は、優しさと甘さが巧みに調和しています。

お皿に添えられているのは、何と海塩です。塩をちょっとだけつけて食べてみると、なるほど、甘さが一層引き立ちます。

また移動販売車で注文すれば、栗のクリームを絞りだすところを実演して見せてくれます。スマホ撮影にも応じてくれますので、一つの思い出にもなります。お値段は800円以上とやや高めですが。

他にも、栗を使ったスイーツはたくさんの種類があり、テイクアウト用も用意されています。笠間市の文化や芸術を楽しんだあと、帰り道に寄って美味しいスイーツ・・・・・・

といきたいところですが、栗のスイーツ、大変な人気商品で、土日や休日には整理券が配られるほど。美味しいものには人気があるのです。

この楽栗Lakuri filo(フィーロ)を目的にドライブしてもいいかもしれません。でも食べられなかったとしても、がっかりするのは早計です。

 

芸術の街=笠間らしいアートな雰囲気

道の駅かさまでは栗を使ったスイーツは種類もたくさんありますし、併設するレストランでは、茨城県を代表するビーフ「常陸牛」のハンバーグや陶板焼しゃぶを味わうこともできます。さらに野菜や加工品の直売所「みどりの風」では、新鮮な野菜やお花を買うことができますので、こちらも是非覗いてみてください。

笠間市は「笠間焼」や「日動美術館」、北王子魯山人の元住居「春風萬里荘」があるなど、芸術の施設が多くあることでも知られています。上の写真は道の駅かさまの多目的広場ですが、ここにも芸術の街=笠間らしいアートな雰囲気が漂っています。

【笠間のゲートウェイ(玄関)】をコンセプトとしていることで、栗専門のカフェ・ショップをはじめ、茨城を代表する名店の味が楽しめるフードコート・レストラン、新鮮な農産物や加工品が販売されています。

ドライブの際にはぜひ一度、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。