お客様の背景

売主様

氏名M様(60代)

ご職業:専業主婦

お住いの地域:宮城県白石市

ご相談地域:宮城県白石市

問い合わせ方法:チラシ

買主様

氏名:I様(50代)

ご職業:会社員、不動産投資家

お住いの地域:宮城県仙台市

ご相談地域:宮城県全域

問い合わせ方法:インターネット

ご相談内容

売主様

 80代のお母様がお住まいの物件でしたが、ご病気の進行によりM様宅で同居することになり、誰も住んだり使ったりする予定がないとのことで、売却をご相談されました。物件は2階建ての一戸建て、築年数は55年。ご要望は、「長期間空き家になると建物の劣化が進み、犯罪に使われる可能性があるので、できれば1か月で手放したい」とのこと。また宮城県は2021年と2022年の3月に大きな地震があり、倒壊する懸念もお持ちでした。さらに築年数が古いので売却金額は安くなり、売れない可能性もあるため、できれば買い取ってほしいとも仰せでした。

買主様

 古くて安い一戸建てを購入して賃貸として貸し出す不動産投資をしている方でしたから、一番のご要望は「投資価値のある物件」の紹介です。今回はI様が仙台市在住で白石市についてお詳しくなかったので、賃貸需要の有無、家賃設定など白石市内の相場もご相談されました。価値があるのであればすぐに検討したいとお考えでした。

ご提案した解決策

売主様

 高い金額で売却できるがいつ売れるかわからない仲介、すぐ取引できるものの金額が安くなる買取。それぞれの金額、メリット・デメリットをご説明したうえで、処分の手間が掛からず1か月以内に取引できる点が決め手で買取となりました。またM様はお部屋に残っている荷物の処分も懸念されていましたが、現状のまま取引できる点でも買取を魅力に感じてくださったようです。
 売却後におっしゃったのは、「売れると思っていなかった」とのこと。白石市は街中ではないので、不動産の需要は相当限られています。そのため赤字で手放す覚悟もしていたそうです。少しでも金額が手元に残ったこと、なにより早く負担なく売却できたので、「本当に良かった」とのお言葉を頂戴しました。

買主様

 複数の物件をご案内し比較検討された結果、今回の物件にお決めになりました。不動産投資家として数々の物件を見ており、ご購入経験もある方です。そのため私から提案することはほぼなく、白石市内の相場を説明した程度でご決断いただけました。
 I様からは「安く買えたことが良かった」「今後も物件を定期的に紹介してほしい」とのお言葉を頂戴し、現在も新着物件が出ればメールでお知らせしています。I様が求めていらっしゃる情報をきちんとお伝えできた点が良かったのだと思います。

担当営業より

イエステーション白石店

國又 匠

いわゆる田舎の物件をお持ちの方は、「自分達の不動産は売れない」と思っている方が結構な割合でいらっしゃいます。私が常々思っているのは、ご相談いただいたからにはお客様の希望に沿う取引を提案したいということ。仲介あるいは買取なのか、現状のままあるいはリフォームするのかなど、売り方1つで不動産は付加価値を上げることができます。これからも営業として、お客様の不動産に少しでも価値を見出だせる提案をしていきたいと思っています。