仙台のシンボルロード・定禅寺通 県庁・市役所のある官庁街からほど近く、地下鉄勾当台公園駅から徒歩約1分のところに約700メートル続く緑道が仙台のシンボルロード・定禅寺通です。定禅寺通の名前の由来は古く明治初期までこの地にあった「定禅寺」に由来していると言われており、仙台城を開城した伊達政宗がおいたとされています。 1945(昭和20)年7月の仙台空襲で定禅寺通も含めた仙台市街は、そのほとんどが焼き払われてしまいました。復興が始まったのは1946(昭和21)年。戦災復興計画のもと、定禅寺通は46mに拡幅され、1958(昭和33)年から数次にわたり、ケヤキの若木が植えられてきました。それから60年近い年月を経て、ケヤキは立派に成長し、戦前とはまた違った形で新しい「杜の都・仙台」のシンボルロードになりました。 定禅寺通りといえば、その青々としたケヤキの木と近代的なビルなどが立ち並ぶ様とのコントラストが非常に綺麗です。 その中でも、定禅寺通りの圧巻の景色は毎年12月から年越しの瞬間までライトアップされる光のページェントです。光のページェントは1986年(昭和61年)から始まり、年末の仙台の風物詩とも言われ、毎年その点灯式には多くの人で賑わいます。 点灯の瞬間は、神秘的な風景が目の前に広がり、この1年の疲れを吹き飛ばしてくれる、そんな素敵な時間を演出してくれます。 仙台光のページェント実行委員会HP https://sendaihikape.jp/ ▼定禅寺通