全国有数の米どころ郡山市の地元産米「あさか舞」のブランド米として開発した、コシヒカリ米「ASAKAMAI 887(アサカマイ ハチハチナナ)」の販売が今月から始まった。 コシヒカリ米を極限まで磨き上げたプレミアムブランドの887は、郡山の米づくり匠21人の技術を結集。 「どこよりも安全で美味しい最高級の米と生産者の誇りを届けたい」との思いを託して売り出された。味は「旨味が広がるモチモチの食感」と専らの評。 名称の887は、漢字で米が「八」「十」「八」の3文字からなり、米作りは88の手間がかかるとも言い伝えられてきたこと、これに厳格な7つの生産基準をクリアした米のみが冠することができる最高級米として名付けた。 生産基準は①食味値②タンパク質含有量③2.0㍉のふるい目を使用し大粒のみを選別④整粒歩合80%以上⑤基準を満たした特別栽培米⑥安全性確保の農業生産工程管理(GAP)の取り組み ⑦環境と共生する農業を目指したエコファーマー認定者の取り組み−の7つをすべてクリア。 販売開始に伴い、こおりやま食のブランド推進協議会(郡山市、福島さくら農協共催)は12月7日から16日まで、 JR郡山西口駅前広場で試食・アンケートを兼ねた移動車による販売試食のポップアップストアを開いている。 駅などを利用する通勤、通学者がストアを訪れ、アンケート記入した後、ASAKAMAI 887を試食。「美味しい。モチモチ感があって味も格別」と感想を述べていた。 「順調な滑り出しで、商品はほぼ毎日完売」(小林宇志郡山市農林部主任)と話し、主催者側は産学官の取り組みに手応えをつかんでいた。 商品は450㌘(3合)入りで、1,500円(税込み)。個数2,000個を用意。商品3個セット専用の風呂敷は500円で限定200枚販売。 注文は福島さくら農協(電話024-921-0527)へ。]]>